二キビ痕について

ニキビ痕とは、どのようにしてできるのでしょうか。
人間の皮膚は、傷ができても数日で治ってしまうように自分で治す力を持っています。
そのとき固い治癒性のコラーゲンがたくさん作られて、傷を治してくれます。
毛穴にも同じことが起きていて、ニキビが破裂して毛穴が傷つくと、治癒性のコラーゲンが集まってきて開いた毛穴がそのまま固まってしまったのがニキビ痕となります。
小さなニキビ痕は単なる毛穴の開きのようにも見えますが、実はまったく違うものです。
毛穴の開きならキュッと治すことができますが、ニキビ痕はそういうわけにはいきません。

しかし、ニキビ痕は赤ちゃんの肌のようにすべすべに治すことは不可能ですが、お金と時間をかけて徐々になめらかにする方法もあります。
ピーリングは、続けることで肌のデコボコがサイズダウンしてきますが、肌への刺激が強く危険が伴うので、必ずプロに施術してもらってください。
美容皮膚科での治療には、ダイアモンド粒子を肌に吹き付けて研磨しデコボコをなくすダイアモンドピーリングや、毛穴にコラーゲンなどを注入して見た目に肌を平らにする方法、レーザーでコラーゲンを再生させる方法などがあります。
こうした皮膚科での治療も、厳しい目で施術者を選ぶ必要があります。
大切な肌を託すわけですから、信頼のおけるドクターにお願いしたいものですね。

アクネ菌とは?

アクネ菌は、常在細菌と言われますが、毛の根っこを覆う「毛包(もうほう)」内に常に存在する最近の一種です。

アクネ菌は嫌気性と言って酸素があると生育できない性質があるため、毛穴が角栓によってふさがれて酸素が減少すると、ここぞとばかりに成長を始めます。
毛穴の中で皮脂を栄養として繁殖し、その数を急激に増やしていきます。
増えたアクネ菌が細菌性リパーゼという酵素を生み出し、それらの酵素は、皮脂を遊離脂肪酸(悪い脂)に変化させます。
これらの酵素や悪い脂によって毛包が刺激され、痛めつけられ、赤く炎症を起こしたり、化膿を起こしたり、最終的には周辺組織が破壊されてしまいます。

角栓を作らない、毛穴を塞がないことでアクネ菌の繁殖は抑えられますが、赤く炎症をおこした段階までくると、自己流のケアで治すのは難しくなってしまいます。
無理にニキビをつぶして解決しようとすると、皮膚が陥没してしまったり、黒っぽく色素沈着してしまうことになりかねません。
できてしまった皮膚のでこぼこや色素沈着などのニキビ跡を修復するのは大変難しいそうです。
早めに皮膚科のお医者さんで診断と治療を受けてください。

ニキビは皮膚の病気

ニキビは、中学生や高校生の頃の思春期に出来やすいので、「青春のシンボル」などと呼ばれたりします。しかし青春のシンボルとは言え、顔の目立つ部分に赤みが出たり、痛みやかゆみなどの違和感を伴うこともあるため、真剣に悩んでいる人も多いと思います。

また、青春のシンボルに対して二十歳を過ぎてからのニキビは「吹き出物」と呼ばれて別の扱いを受けてしまうこともありますが、十代でも二十代でも、ニキビは皮膚の病気であることに違いはありません。

ではなぜこの時期にニキビができやすいのでしょうか。
それは、思春期には性ホルモンのバランスが急激に変化し、男性ホルモンのアンドロゲンが活発に働き、皮脂の分泌を盛んにさせてしまうためです。

男性ホルモンと言っても、このアンドロゲンは、女性の体内にも、もともと存在するものです。
皮脂腺でつくられた皮脂は、毛穴という出口を通り皮膚の表面に広がっていくのが本来なのですが、あまりに分泌量が多いと排出しきれず毛穴の中にたまってしまいます。
それと同じくして不要な角質と皮脂が混ざり合って毛穴にふたを作ってしまうこともあります。
角栓と呼ばれるこのふたができてしまうと、出口を失った皮脂がどんどん毛穴の中にたまり、それがニキビとなるのです。
若い頃にニキビができるのは仕方のないこと、と放置するのではなく、原因を知って対策をすることで、後々ニキビ跡に悩まされることも減ってくるのではないでしょうか。

ニキビ予防

ニキビの予防法としては、ニキビの症状にもよりますが、初期の段階(白ニキビ等)では、市販の薬やスキンケア、生活習慣の改善だけでも十分完治できます。しかし黒ニキビなどの比較的進行した症状の場合は、市販の薬でも治す事は可能ですが、念のために皮膚科にて、治療を受けることをおすすめします。とにかく素人判断でむやみな、ニキビ治療は避けるべきです。信頼のおける皮膚科にて医師の指示に従うのが賢明であるといえます。

またニキビの予防法は下記のことが重要になります。

①肌を健康な状態に保つ
 肌を健康な状態に戻し、保つために、市販の薬やスキンケア用品が役に立ちます。自分の肌にあった製品を使い、正しい洗顔方法をおこなうことで、肌を健康に保ちましょう。

②身体を健康に保つ
肌だけを改善しても、にきびの原因が無くなるわけではありません。食事や生活習慣のなかにある原因を減らして、身体を健康に保ちましょう。

③ストレスを減らす
にきびの原因にはストレスも大きく影響しています。ストレスや悩みが無い生活というのは難しいことですが、心をリラックスさせる方法を知ることで、ストレスを減らすことができます。

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